「大学では経済学部に行こうと思っているけど、数学が苦手で迷っている」
という話を時々聞きます。
大学の経済学部というと数学で経済を分析するというイメージですよね。
数学が嫌い、不得意なのでちょっと経済学部はやめておこう・・・と思っている人はいませんか?
確かに数学は避けて通ることはできません。
でしが、必ずしも数学が得意でなくても大丈夫です。
正直、数字を見るのもイヤ・・・という人に経済学部がちょっときついかもしれません。
しかし、経済学部の勉強に絶対に欠かせない最低限の数学とは、かなり簡単なレベルです。
そんなに好きではなくても基本的なことはがんばって勉強しようという気持ちがあれば大丈夫です。
高校数学でいうと数学IIBの「基礎」が理解できていれば、経済学部の授業についていけると思います。
具体的には
・微分積分
・確率統計
・ベクトル
あたりが基礎となってきます。
もちろん、高校数学の範囲内で全て大丈夫というわけではなく、大学で新しく習うこともあります。
ですが、基本は上に書いた高校数学の内容で、その延長線上にあります。
あと、経済学部は文系ということで、学生の多くは数学が得意でなかったり好きでなかったり、ということは大学の先生も分かっています。
それを踏まえたうえでのカリキュラムを組んでいます。
せっかく経済のことに興味があるのに、数学が得意でないというだけで経済学部を選択肢から外してしまうのはもったいないことです。
また、経済学とは、皆さんが思っている以上に広い範囲に及んでいる学問分野で、数学以外の要素も多く含まれています。
経済学の全ても分野で数学が必要とされているわけではありません。
経済現象を理解する、経済と政策との関連を分析する、といった
とはいえ、経済学を深く理解するためには基本的な数学の
もし経済学に興味があり、数学が嫌いでもその分野で学びたいのであれば、経済学部に進むことを検討してみてください。
そこには数学が好きな人、嫌いな人、様々な学生がいます。
そんな色々が学生が経済学という1つの学問を学びたいと思って集まっているのです。
多くの場合、大学の経済学部では多様なバックグラウンドを持つ学生が受け入れられており、数学が得意でない学生に対しても適切なサポートが提供されます。
はい、数学が嫌いでも経済学部に進むことは可能です。経済学は数学を使用することもありますが、数学への深い理解がなくても経済学を学ぶことはできます。経済学は広範な分野であり、数学的な理論やモデルの理解は一部の特定の領域で重要ですが、全ての分野で必要とされるわけではありません。
経済学部では、数学的なスキルを向上させる機会も提供されることがあります。数学の基礎を学び直したり、数学的な問題解決能力を開発するためのサポートも受けることができます。また、経済学は数学以外の要素も含んでおり、経済現象の理解や政策の分析において定量的なスキル以外の視点や能力も重要です。
もし経済学に興味があり、数学が嫌いでもその分野で学びたいのであれば、経済学部に進むことを検討してみてください。多くの場合、大学の経済学部では多様なバックグラウンドを持つ学生が受け入れられており、数学が得意でない学生に対しても適切なサポートが提供されます。
微積分: 経済学では、最適化問題や関数の解析などに微積分が使われます。需要や供給曲線の変化、利益最大化、費用最小化などの問題を解くために微分や積分が必要になることがあります。
線形代数: 経済学では、多変数のシステムや行列の計算が頻繁に行われます。線形代数は、経済モデルの解析やデータの操作に使用されます。
確率と統計: 経済学では、不確実性や統計的なデータ分析が重要な要素です。確率と統計は、経済データの解釈や推定、経済現象のモデリングなどに使用されます。
最適化理論: 経済学では、最適化問題を解決するための理論が重要です。最適化理論は、最適な意思決定や経済モデルの構築に使用されます。
数理経済学: 数理経済学は、経済学と数学を組み合わせた分野で、経済モデルの構築や経済理論の解析に数学的手法を応用します。微分方程式や最適制御などの高度な数学が使用されることもあります。